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解体工事の流れと注意点:10ステップで把握する安心の進め方
解体工事を計画的かつスムーズに進めるには、事前の準備と全体の流れを把握しておくことが重要です。契約前と契約後に分けて、解体工事のステップと注意点を解説しています。
【契約前の5ステップ】
① 見積もり依頼
まずは解体工事会社へ見積もりを依頼します。費用だけでなく工事内容や対応も比較しましょう。
② 現地調査
依頼を受けた会社が、建物の構造や素材、敷地状況などを確認します。見積もりには基本的に建物本体のみが含まれ、家具や庭木などの処分は別途費用がかかることが多いため、希望がある場合はこの段階で伝えておきましょう。
③ 見積もり提示
調査後に提示された見積もりをもとに、工事内容や料金の内訳をしっかり確認します。地中埋設物の撤去など、追加工事が必要になる可能性も事前に把握しておくと安心です。
④ 解体工事会社決定
信頼できる会社を選ぶには、金額の比較はもちろん、担当者の対応や説明の丁寧さも重要な判断材料になります。工期、届出の有無、支払いタイミングなども確認してから決定するとスムーズに進みます。
⑤ 請負工事契約締結
依頼する会社が決まったら、契約書に署名・押印し、手付金などを支払います。工事スケジュールや届出書類の準備など、細かい打ち合わせもこの段階で行います。
【契約後の5ステップ】
⑥ 各種届出書類作成
解体工事には、建築リサイクル法に基づく届出が必要です。通常は業者が代行しますが、委任状への押印など依頼主の対応も求められます。また、自治体によっては空き家解体の補助金制度があるため、事前に確認して申請を行いましょう。
⑦ 近隣挨拶
解体工事は騒音・振動・重機の通行などで近隣に迷惑をかけることがあります。工事開始前に挨拶に伺い、工期や時間帯、配慮事項を伝えることでトラブルを未然に防げます。
⑧ 解体工事着工
事前の準備が整えば、決められた日に着工されます。電気・ガス・電話などライフラインの停止も忘れずに。木造住宅なら約3〜10日で完了するなど、構造によって工期は変動します。
⑨ 整地・工事完了
建物の解体・廃材撤去後に土地が整地され、工事は完了となります。境界杭や地中障害物が残っていないか現地確認し、必要があれば撤去依頼をしましょう。
⑩ 建物滅失登記
法務局にて、解体した建物の滅失登記を行います。滅失登記を行わないと、引き続き固定資産税が課されることがあるため注意が必要です。解体業者が発行する証明書などの書類を準備し、速やかに手続きを行いましょう。
まとめ
解体工事は、契約前から契約後まで明確なステップを踏むことで、安心・安全に進めることが可能です。業者選びの段階からしっかり準備を行い、近隣への配慮や法的手続きなども丁寧に進めることで、不要なトラブルの予防にもつながります。
中村解体サービスは母体が設備屋なので、他社より金額を抑え、スムーズにワンストップで施工をすることができます。
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